中部国際空港株式会社は、訪日客向けの免税店事業などで業績好調(2017年度中間決算)ということですが、その積極的な経営姿勢の一環でしょうか、今はボージョレ・ヌーヴォーの販売まで手掛けています。
このセントレア限定のボージョレ・ヌーヴォー2017。酸味がかなりはっきりした赤ワインなので、そういう味がお好みの方におすすめしたいです。
日経新聞の日曜朝刊には、少し前からThe STYLEという芸術や食など暮らしを提案する紙面が、別冊のような形ではさまれています。
2017年7月30日付けの紙面で私が注目したのは、海中でワインを熟成するという記事。難破船から引き揚げられたシャンパンがその泡と若々しい味を維持していたことをヒントに、海底でワインを熟成させる取組みが進められているということです。
日本酒の海中での熟成というプロジェクトも聞くので、伊賀地域としては伊勢志摩サミットで有名になった日本酒や、名張商工会議所が関わる法人が旧 国津(くにつ)小学校校舎で醸造するワインの付加価値を高めるために、たとえば海洋深層水の活用を進める尾鷲と組んで海底での熟成を図るとか、熟成方法の工夫も取り入れてはどうかと思いました。
【海中熟成ワイン(日経新聞 The STYLEから)】
伊賀の名産と言えば、伊賀牛 、伊賀酒、伊賀米(コシヒカリが5年連続 特A )などがあって、この3つがいずれもサミットの首脳や配偶者の食事 に提供されました。
とりわけ伊賀市上之庄にある大田酒造の「半蔵 純米大吟醸」が夕食会の乾杯酒という栄誉に輝きました。すごいことですね。5/28付け中日新聞によると全国から注文が殺到しているとのことです。
このお酒を飲んでみたいと思ったのですが、1.8L 10,000円(税抜)という高価なものでしたので、あきらめて「半蔵 大吟醸」300ml 950円(税込)を買って飲んでみました。今回の付加価値があるので特に美味しく感じますね。
この他にも、サミットで伊賀地域(伊賀市、名張市)の日本酒が次のとおり何種類も提供されたようです。
而今(じこん)純米吟醸 山田錦〔木屋正酒造:名張市〕
瀧自慢(たきじまん)辛口純米 滝水流(はやせ)純米酒〔瀧自慢酒造:名張市〕…夕食会 食中酒
瀧自慢 純米大吟醸〔瀧自慢酒造:名張市〕…昼食会 乾杯酒
純米大吟醸 三重錦(みえにしき)〔中井酒造場:伊賀市〕
純米酒 天下錦(てんかにしき)〔福持酒造場:名張市〕
MORIMOTO Vintage SAKE 1998〔森本仙右衛門商店:伊賀市〕
育酛 純米吟醸 真秀(まほ)など〔若戎酒造:伊賀市〕
知り合いには、最後に挙げた真秀 1.8L 3,000円(税抜)を、サミットで使われた日本酒として お送りしておきました。
これをきっかけに日本酒の人気が高まっていけばいいなと思います。
先週、飲み会で津駅近くにある庵JUJU(アジュジュ)という店へ行きました。
ここは「三重県のものを食べる」がキャッチフレーズとなっていて、三重県産の素材を使った料理とともに、三重県の様々な地酒が味わえるところです。
この日は、その三重県の地酒を何種類も飲んでしまいました。銘柄でいうと「作(ザク・鈴鹿市)」「酒屋 八兵衛(多気町)」「うっかり八兵衛(多気町)」「田光(タビカ・菰野町)」「るみ子の酒(伊賀市)」といったところ。有名な「而今(ジコン・名張市)」も置いてあったのですが、グラス売りで値段が相当高めだったので、これは断念。
最初は一合徳利で飲んでいたのが、酔いがまわるにつれて二合徳利になり暴走しかけたのですが、何とか20時半ぐらいに思いとどまり帰宅となりました。
三重県の食べ物では、尾鷲で獲れるというクモエビの唐揚げというのが特長的だったと思います。なかなかの美味です。