文化・芸術

2024年9月17日 (火)

伊賀市文化会館前で見つけた「芭蕉クン」のイラスト

 先日(2024.8.28)ヒルホテル サンピア伊賀の天然温泉 芭蕉の湯へ行った際、同ホテルの前にある伊賀市文化会館の玄関前にこの「芭蕉クン」のイラストを見つけました。

 イラストレーターの古川タクさんの作品で、芭蕉翁生誕380年記念事業の立て看板に使われているものです。

 古川タクさんの「芭蕉クン」イラストは、伊賀線 広小路駅近くの商店街に2006年頃から提供されていると思いますが、すごく新しさを感じさせるもので、時代を問わずアピールすると考えますので、少なくとも芭蕉翁生誕400年にあたる2044年までは引き継がれていってほしいと願っています。

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2024年7月 8日 (月)

「伊賀のたからもの100選」リーフレット

 平成12(2000)年度に伊賀びとのおもい実行委員会(事務局:三重県伊賀県民局企画調整部(現 伊賀地域防災総合事務所))が選定した「伊賀のたからもの100選」のリーフレットを見つけたので、参考としてアップロードしておきます。

 この100選は、408人による1,289点の応募の中から選ばれたもので、現在の伊賀市、名張市、そして一部三重県外(月ヶ瀬梅渓、曽爾高原)のたからものが掲げられていることから、フォトジェニックな画像や動画を撮影する参考になるのではないかと思います。

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2023年12月 9日 (土)

ほぼ完成したSHINDO YARDS(DMG森精機(株)複合施設)JR関西本線 新堂駅南口

 JR関西本線新堂駅南口にDMG森精機(株)が建設した複合施設「SHINDO YARDS」。2023年11月に見学に行った際に撮影したYouTube動画は、次のとおりです。

 SHINDO YARDSは、おおまかに区分すると、BOOKMARK STORAGE(図書館)、伊賀市役所の伊賀支所、北伊勢上野信用金庫の阿山町支店・柘植支店、ワイナリーとなり、このうちワイナリー(2025年に開設予定)を除き、完成したものです。

 特に用がなければ内部まで入れるのは図書館のみですので、それを中心に、またJR関西本線の気動車や施設全体の外観なども撮影してみました。図書館の中は、天窓から陽光を取り入れて照明は抑え、重厚な雰囲気を醸し出しています。イオンモール幕張内にある蔦屋書店に似た感じでした。

 こうした落ち着いた図書館で読書すると、とても満足度が高まるように思いますので、利用者が増え、スーパーマーケットのオークワうどん・たこ焼きの「こてつ」などと相俟って、この地域全体の活性化につながることを期待したいものです。

(図書館の図書は、DMG MORI図書と伊賀市図書の2種類に分かれていて、前者については貸し出し不可で、館内と広場での閲覧に限られます。)

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【JR関西本線を中心としたルート概要図↓】

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※2025年にできるSHINDO YARDS内ワイナリーの来訪客ターゲット地域は、東京、名古屋、大阪が中心になるでしょうし、DMG森精機さんの東京本社、伊賀事業所、JR奈良駅前にある第二本社をつなぐアクセス手段としても、JR関西本線を使ってもらえる可能性があるので、先日(2023.12.5)三重県知事が公表したJR関西本線 名古屋ー奈良直通列車の実証運行にあたっては、新堂駅にも停車させ、DMG森精機さんの社員さんに乗車してもらって、ご意見を伺うことが重要と思います。

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2023年11月28日 (火)

JR関西本線キハ120形前面窓からの眺望(伊賀上野⇒新堂)2023.11.9

 JR関西本線伊賀上野駅新堂駅を往復した際、気動車キハ120形前面窓から撮影したYouTube動画です。

 新堂駅南口では、SHINDO YARDSDMG森精機(株)複合施設)の一部が竣工していました。2025年には、SHINDO YARDS内の東側部分にワイナリーが整備されるようです。

【YouTube動画↓】

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【気動車内から見るコスモス畑(伊賀上野駅から東の方向)↓】

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【JR関西本線ルート概要図↓】

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【SHINDO YARDS 案内図↓】

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2023年8月27日 (日)

風格ある関西電力 相楽(そうらく)発電所

 以前kuro&hanaさんのブログで教えていただいた関西電力相楽発電所へ行ってみようと思っていたところ、先日(2023.7.27)JR関西本線 木津川橋梁を渡る気動車を撮影に赴いたとき、何とか帰りの相楽東部広域バスの時間に間に合いそうだったので、同発電所の対岸まで東海自然歩道を進んでみました。

 そのときに撮影したのが次の画像です。発電所の建屋がきまっていますね。

 発電の仕組みは、上流からの水を堰き止める取水堰と、下流との落差3.3mを利用して行う形になっているようです。

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2023年8月12日 (土)

明治生まれの伊賀上野駅舎と同駅近くの「とろろ庵伊賀路」

 JR関西本線 伊賀上野駅舎は、明治301897)年に建築された由緒ある建物で、今回はその雄姿とともに、同駅から徒歩5分の位置にある食事処「とろろ庵伊賀路」をYouTubeのテーマにしました。

YouTube動画↓】

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 「とろろ庵伊賀路」へは、宴会で何度も訪れていますが、この形態の店になる前は、パスタなどを提供していたこともあり、それ以上に私の記憶に残っているのは、さらに前の「マルジュ」という名前の喫茶店です。マンガの本がたくさん置いてあって、とても落ち着いた雰囲気のお気に入りの場所でした。

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2023年7月31日 (月)

JR関西本線 木津川橋梁と気動車キハ120形を撮影(大河原駅と笠置駅の中間ぐらいの地点)

 JR関西本線大河原(おおかわら)駅笠置(かさぎ)駅の間で木津川と交差するときに通るのが土木学会選奨土木遺産(JSCE Civil Engineering Heritage)にも選出されている関西本線木津川橋梁

 この橋梁を渡る気動車キハ120を撮影してみたいと思い、727日に現地へ行ってきました。YouTube動画と画像は次のとおりです。

YouTube動画↓】

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 簡単に行こうと思えば、自家用車で行って、対岸にある釣り人向けの有料駐車場(1500円)に駐車すればよいのですが、それでは関西本線の収支に寄与できません。そこで、伊賀上野から大河原まで関西本線気動車に乗り(片道の所要時間19分・運賃240円)、大河原駅からは行政が関与しているタクシー(村タク500円を利用して上有市(かみありいち)という地区へ。ここからは撮影スポットである潜没橋のある河原はすぐそこです。

 1本の気動車キハ120形が木津川橋梁を通るのを見ることができる時間はせいぜい数十秒のことなので、これを逃さないよう注意が欠かせません。

 何とか上下2本の気動車が同橋梁を渡るのを画像と動画に収め、帰りは相楽東部広域バス300円)を利用して、大河原駅で関西本線に乗り継ぎしました。

 伊賀上野駅を出発して同駅へ戻ってくるまで、2時間30分程度の行程ですが、東海自然歩道のごく一部も歩くことができ、自家用車では味わえない経験ができてよかったと思います。

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2023年7月29日 (土)

伊賀上野駅に掲出されている松尾芭蕉の俳句

 ずいぶん昔からのことと思いますが、伊賀上野駅2番ホームに俳聖松尾芭蕉の俳句が掲出されています。

 今(2023.7.18)掲出されている俳句は、

「手をうてば 木魂に明る(こだまにあくる) 夏の月」

というもので、小学館「松尾芭蕉集❶」によると、

その句意は、「二十三夜の月待ちの夜明け方、月待ちをした人がどこかで月に柏手(かしわで)を打つ音が、清々(すがすが)しい夏の暁の空気の中にこだまする。折しも夜はしらじらと明けかかる。」とされています。

 この駅構内への松尾芭蕉の俳句の掲出は、芭蕉の生誕地である伊賀に相応しい取組みだと思いますので、手間も時間もかかって大変なことでしょうが、ぜひ永続してほしいものです。

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2023年6月15日 (木)

名張を訪れたイザベラ・バード

 イザベラ・バード Isabella Birdは、19世紀における大英帝国の女性旅行家で、明治11年(1878年)に東京から北海道まで旅行した記録である「日本奥地紀行」の著者で知られています。

 そのイザベラ・バードなど名張を訪れた10名の人物を紹介する企画展が、名張市郷土資料館(名張市安部田2270、旧錦生小学校跡)で開催されているとの新聞記事を見たので、行ってきました。

 大海人皇子、大来皇女(おおくのひめみこ)といった名張に関係の深い古代の人物は夏見廃寺跡・夏見廃寺展示館でも取り上げられよく知られていますが、イザベラ・バードと名張との関係は初耳です。

 イザベラ・バードの名張に関する記述は『イザベラ・バードの日本紀行(下)』の中にあり、

「道は木津川の川筋をたどっており、名張というかなり大きな町で橋を通って川を渡りますが、この橋は厚板でできていて、この地方の橋の多くがそうであるように、石を詰めた直径八フィート[約二・ 四メートル]の竹籠で支えてあります。途中、雨で湿った森に朽ちつつある木を列にして岩に立てかけたものがあり、調べたところそれは大和地方と伊勢地方の名産として有名なきのこの栽培とわかりました。きのこはどこでも食材となっています。」

などと記されています。これに続く「茶色の液体に浸したあの茶色のぞっとする煮物」という表現からすると、イザベラ・バードさんは、きのこがあまり好みではなかったのかもしれません。

 この企画展は2023717日(月・祝)まで開催とのことですので、関心のある方は訪れてみてはいかがでしょう。

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【イザベラ・バード Isabella Bird ↓】

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2023年5月25日 (木)

書籍「芭蕉の言葉 【おくのほそ道】をたどる」

 こうした芭蕉の旅を中心に据えた書籍を中学生ぐらいに読んでいたら、私の俳句に対するアレルギーも軽減されていたのではないかと少し残念な気持ちになります。

 私が50年以上も前に学んだ旧上野市の小学校、中学校では、夏休みの宿題に俳句を何句提出せよというノルマがあって、これが多くの児童・生徒が俳句に対して距離を置く遠因になっていると思われるからです。

 芭蕉の生誕地である伊賀において、子どもの頃から俳句にふれさせようとの方針はわからないでもないですが、芭蕉の俳句にある旅の心を理解できないような年齢の子どもに、ただ五七五という形だけの俳句を、ノルマを設けてまで作らせる必要があるのでしょうか。

 実際におくのほそ道の経路をたどるのは無理だとしても、まずは本書に紹介されているような旅の中での風景を、写真や動画で鑑賞することから入るのが大切かと思います。

 本書によると、芭蕉は「たびねして我句を知れや秋の風(読者よ、じっさいの旅を経験してわが句を鑑賞してほしい)」と述べているとのことですので、本当に伊賀として「芭蕉さん」と尊崇する思いがあるのならば、教育の現場において子どもに俳句づくりを強制するのでなく、旅の心を学ぶことから始めてほしいものです。

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