IT企業が電気自動車を製造・販売?
少し前の日経新聞で、「日本型モデル」大ピンチという論説があって、その中でコンサルティング会社代表のコメントとして「アップル社が電気自動車i Carを出す可能性がある」というのが紹介されていました。
何年か前に、ヤマダ電機が三菱の電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』を試行販売というのはありましたが、 アップルが出すとすれば他社の車を販売するというのでなく、アップルの自社製品としてでしょうから、大変な市場再編が予想されます。電気自動車は、他の業界からも参入できるほど部品数が少なくて作りやすいという特性があるようです。
今後は、技術の進歩とともに、こうした異業種への参入が増加するのかなと思いますが、私が一番鮮やかだなと思ったのは、フィルムメーカーである富士フィルムの総合化粧品メーカーへの転身です。カメラのデジタル化とともに、フィルム市場の先細りを予測し、フィルム製造で培った技術を活用してきめ細かな化粧品の製造にシフトしていった、その経営判断はベストだったのではないでしょうか。
うちの奥さんも、近頃は富士フィルムの化粧品ばかり使っています。効果あるみたいですよ。