楳図(うめず)かずおさんのマンガ「半魚人」
昭和40年(1965年)に週刊少年マガジンに連載された「半魚人(はんぎょじん)」というマンガは、私の心に強く残る恐怖作品です。
この連載期であれば私は小学2年生で、まだ週刊少年マガジンを定期購読していなかったと考えられるので、おそらく翌年(1966年)の別冊少年マガジンで読んだのだろうと思います。
その当時、少女マンガの「へび女」も怖かったですが、この半魚人には より強烈な印象が残りました。
人類最後の日の到来に備えて、人を魚化する目的で 主人公の兄が主人公の友人に手術を施そうとする際、口や目をナイフで裂いていく場面がとても恐ろしく感じられたものです。
うちにある復刻版 少年マガジン大全集 第2巻(不滅の黄金シリーズ編)にこの作品が収録されていて、これを久しぶりに読み返すと、小学生当時の怖い思い出が蘇ってきました。