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2023年12月 9日 (土)

ほぼ完成したSHINDO YARDS(DMG森精機(株)複合施設)JR関西本線 新堂駅南口

 JR関西本線新堂駅南口にDMG森精機(株)が建設した複合施設「SHINDO YARDS」。2023年11月に見学に行った際に撮影したYouTube動画は、次のとおりです。

 SHINDO YARDSは、おおまかに区分すると、BOOKMARK STORAGE(図書館)、伊賀市役所の伊賀支所、北伊勢上野信用金庫の阿山町支店・柘植支店、ワイナリーとなり、このうちワイナリー(2025年に開設予定)を除き、完成したものです。

 特に用がなければ内部まで入れるのは図書館のみですので、それを中心に、またJR関西本線の気動車や施設全体の外観なども撮影してみました。図書館の中は、天窓から陽光を取り入れて照明は抑え、重厚な雰囲気を醸し出しています。イオンモール幕張内にある蔦屋書店に似た感じでした。

 こうした落ち着いた図書館で読書すると、とても満足度が高まるように思いますので、利用者が増え、スーパーマーケットのオークワうどん・たこ焼きの「こてつ」などと相俟って、この地域全体の活性化につながることを期待したいものです。

(図書館の図書は、DMG MORI図書と伊賀市図書の2種類に分かれていて、前者については貸し出し不可で、館内と広場での閲覧に限られます。)

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【JR関西本線を中心としたルート概要図↓】

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※2025年にできるSHINDO YARDS内ワイナリーの来訪客ターゲット地域は、東京、名古屋、大阪が中心になるでしょうし、DMG森精機さんの東京本社、伊賀事業所、JR奈良駅前にある第二本社をつなぐアクセス手段としても、JR関西本線を使ってもらえる可能性があるので、先日(2023.12.5)三重県知事が公表したJR関西本線 名古屋ー奈良直通列車の実証運行にあたっては、新堂駅にも停車させ、DMG森精機さんの社員さんに乗車してもらって、ご意見を伺うことが重要と思います。

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コメント

伊賀の中心市街地のような雰囲気を感じました。
おまけに電化されていなくとも交通の要衝的な存在ではないかと。
土・日用の乗車率をみればこの地域の人たちのお買い物ツアー的な利用(おそらく草津線経由か、それともJR東海範疇まで行きますかね)を見ていると、ここは廃線にしてはいけない路線ですよね。

私が子どもの頃のように「東京までの寝台列車」の復活とまでは言いませんが、
名古屋⇔伊賀上野⇔奈良間に急行(快速でもいい鈍行でもいいです)が乗り換えなしで運行されたらいいなぁ、と思います。
いずれ免許証返納時期が来れば、必ずや乗らねばならなくなる気がしているので、、、

おまけの「蒸気機関車」の復活ってあり得ませんかねぇ。

その昔「かすが」が ああしんど と言って新堂に止まった。と聞いたことがあります。近年になって色々と調べたところ、
最盛期の「かすが」は、上り5本、下り3本走っていましたから、急行停車駅以外で、急行同士が交換するダイヤが組まれたことがあり、その一つが新堂での運転停車で、そのことを言っていたようです。

実証運行の停車駅は未発表で、仮に「かすが」の停車駅に準じるとしても、単線区間では既存の列車の運行が優先になり、新堂で対向待ちで停車して客扱いになる可能性はあると思います。

名古屋~奈良間の実証運行については、ココログ人気ブログランキングのTOP14入りされている、懐かしい駅の風景~線路配線図とともに 様の
>関西線・紀勢線のDC急行(1968年) その4
http://senrohaisenzu.cocolog-nifty.com/blog/2022/07/post-435b58.html#comment-144218982
にも、コメントさせていただきました。

kuro&hanaさん、コメントありがとうございます。

たしかに、新堂駅周辺は集客の要素が着々と生まれて、街づくりが進んできているようで、大いに期待がもてると思います。

今や気動車の「快速みえ」やハイブリッド車の「特急南紀」は最高速度120km/hで走っているので、電車が速いという固定観念は捨てて、大いに関西本線の気動車を利用してほしいなと思います。なぜか伊賀の人は電車の方が格上という意識をもっているようで、とても残念です。
伊賀市から見ると、名古屋、大阪、京都いずれに行くにも、私鉄は遠回りですから、気動車は格下なんて思わずに利用し、路線維持存続に向けて少しでも協力してほしいものです。

名古屋―奈良間については、乗り換えなしの「快速」か「急行」を運行して、名古屋と奈良の間を継続利用してもらえるかどうかというところがポイントですが、希望としては、名古屋でリニア客を引き継いで奈良へ向かう特急「大和」のような列車を走らせてほしいですね。

蒸気機関車の復活は、蒸気機関車の確保や維持するための技術・部品の継承、保線レベルの向上など、課題はありますが、まずは精緻な需要予測からではないでしょうか。

moni5187さん、コメントありがとうございます。

三重県や伊賀市が、関西本線沿線で利用してもらえそうな企業にあたっていることと思いますが、私が知る限り最も利用してもらえそうなのはDMG森精機さんのように思われますので、実証運行の直通列車に関して新堂駅停車の要否など同社の社員さんに意見を訊いてほしいですね。

名古屋、東京から伊賀事業所へ来るときは、三重交通高速バスで御代インター森精機前へ、逆方向の場合は、新幹線に乗り遅れると大変ですから、バスより定時性が確保されるJR関西本線を利用するという使い分けをしていただければなあと願っています。

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