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2023年7月29日 (土)

伊賀上野駅に掲出されている松尾芭蕉の俳句

 ずいぶん昔からのことと思いますが、伊賀上野駅2番ホームに俳聖松尾芭蕉の俳句が掲出されています。

 今(2023.7.18)掲出されている俳句は、

「手をうてば 木魂に明る(こだまにあくる) 夏の月」

というもので、小学館「松尾芭蕉集❶」によると、

その句意は、「二十三夜の月待ちの夜明け方、月待ちをした人がどこかで月に柏手(かしわで)を打つ音が、清々(すがすが)しい夏の暁の空気の中にこだまする。折しも夜はしらじらと明けかかる。」とされています。

 この駅構内への松尾芭蕉の俳句の掲出は、芭蕉の生誕地である伊賀に相応しい取組みだと思いますので、手間も時間もかかって大変なことでしょうが、ぜひ永続してほしいものです。

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コメント

芭蕉さんの句の黒板が、いつ設置されたのか前々から気になっていまして。
車両を主眼とする普通の鉄道写真では、当方が撮ったのや他の方のを探しても列車に隠れている場合が多いものの、以下ブログ様では、

懐かしい駅の風景~線路配線図とともに>伊賀上野 1980/3/16
http://senrohaisenzu.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/1980316-3c9d.html
上から二番目の写真に黒板が写っています。コメントさせていただいてます。

1973年ごろ、ホームに横置きして白汁で書いているのを見た覚えがあります。近年は、駅員さんが2ヶ月に一回書き換えているとの情報もありますが、書道家の方が書いていると何かで見たような気もします。とても上手ですし。

いつものペースですが、ブログを更新しました。

moni5187さん、コメントありがとうございます。

この俳句の黒板は、「不易」のほうで、時が流れようとも不変であってほしいと思います。そのためにも、多くの方に関心をもっていただきたいものですね。

BAR銀河は、とても懐かしいです。もちろん入店したことはないのですが、どういう方がどういうシステムで飲んでいるのか、不思議に思いながら前を通っていた記憶があります。

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