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2021年3月 7日 (日)

オレンジと紺の近鉄特急が2021年3月で引退

 長らく近鉄特急の主要車両として親しまれてきたオレンジと紺の近鉄特急が今月で引退との報道がありました。

 近年の「アーバンライナー」「しまかぜ」「ひのとり」などが登場するまでは、近鉄特急と言えば、このオレンジと紺の車両だったので、時代の変遷を感じてしまいます。

 私が1960年代に最初に近鉄特急に乗った記憶は二階建てのビスタカーで、それぞれの席にイヤホンがついていてラジオが聞けたのが強く印象に残りました。

 そのビスタカーを中心とした近鉄大阪線車両の8mmフィルム(1977年頃)がありましたので、次のとおりYouTubeにアップロードしました。この映像にあるビスタカーは二代目で、最初のビスタカー登場時は写真で見る限りオレンジと紺の車両ではなさそう。この初代が運行されている途中で見慣れたオレンジと紺に塗り替えられたようです。

 車両の多様化は世の趨勢となっていますので、この近鉄特急オリジナルの塗装も消えゆく運命だったようで、感慨深いものがありますね。

YouTube動画(オレンジと紺のビスタカーなど近鉄大阪線電車)↓】

【初代のビスタカー(「写真で見る戦後30年の鉄道車両」より)↓】

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コメント

二代目ビスタカーをはじめ、大阪線の超貴重な8ミリカラーフィルム映像をありがとうございます。アスペクト比を正規化できるサイト経由で、もう一度よく見ますと、0:10~0:45のロングパン撮影は、何となく見覚えのある場所で、10100系は栄光の三重連(B+C+A=V9(ブイナイン)編成)だということに気づきました。

本当のさよならビスタ2は、1979年8月名古屋線から山田線にかけてのようですが。大阪線のどこかの駅でV9ポスターを見た微かな記憶もあり、大阪線も走ったような気もしまして、Webで過去をたどってみますと。

https://www.kintetsu.jp/kouhou/Chronicle/train_kippu.html
近鉄の公式サイト、歴代ポスターギャラリーに「ビスタカーⅡ世3重連 9両編成運転」のポスターがありました。1978年上本町~鳥羽間で、9月23日~10月29日の土・日・祝に運転。鳥羽行きの名張発は10:46と15:46になっています。

おそらく、この最終日の2本目「上六発さよならV9」が走る様子を伊賀線跡道路の倉持駅跡付近で撮影されたのかと思います。稲刈りが終わってしばらく後で、ちらりと写った同業者らしき方の服装も、秋真っ盛りの頃のようですし。

×倉持駅跡→○蔵持駅跡 変換ミスで失礼いたしました。

moni5187さん、コメントありがとうございます。

ポスターでこの編成の意味がよくわかりました。

撮影場所は、ご指摘のように蔵持で、進行方向の奥に桔梗が丘駅の南にあった名張近鉄ガスのガスタンクが見えているので、より正確な位置も特定できそうです。

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