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2020年8月17日 (月)

淀川遡航終点(三重県伊賀市 長田川の畔)

 伊賀地域(伊賀市・名張市)の水は、99%以上が木津川、淀川を通じて大阪湾へ流れます。

 この水の流れを生かして、かつて大阪・京都と結ぶ水運が行われていた時代があり、伊賀から米・茶など、大阪から伊賀へ塩が運ばれていたようです。

 それを今に伝えるのが、伊賀市・長田川の畔にある淀川遡航(よどがわそこう)終点碑。豊国工業 三重工場さんの横にあります。※hana@kuroさんのブログ記事に刺激を受けて、現地へ行ってみました。

 京都の商人 角倉(すみのくら)家により、底が平たく浅い高瀬舟を利用してこの地点まで通船が行われたのは19世紀前半のこと。1854年の安政伊賀上野地震の際に岩倉峡に落石があり、運航不能となったため、終焉を迎えたものです。

 現代において川を使う物流は考えられませんが、伊賀地域の観光で水に関するコンテンツは少ないので、熊野川の三反帆(さんだんぼ)のように高瀬舟的なものを甦らせて観光に使えるといいなと思います。

   淀川遡航終点碑の位置

【長田川通船の図(出典:「秘蔵の国(福永正三著)」↓】

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【淀川遡航終点碑↓】

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 次のYouTube動画は、この終点碑を中心に、高石垣で知られる上野城、滋賀県との境に聳える高旗山、天正伊賀の乱で伊賀勢が最後に立て籠もった比自山などを撮影したものです。

【終点碑の地点から望む上野城↓】

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【終点碑の地点から望む高旗山↓】

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コメント

コメントいただきながら、こちらへのご連絡遅くなりすみません。
目に止めていただいたこと大変恥ずかしいです。

上野城の高石垣に上っては、「お斎峠」はどれかなぁ?と見ていました。
ある日、家人がここなら北の山々が良く見える!と教えてもらったのが
この場所でした。そして、見つけたのがこの「碑」でした。

you tnbeでぐるり見渡す風景を見せていただき嬉しかったです、
ワタシの思いも詰まってる~~なんて、ひとり喜んでます。
ありがとうございました。

伊賀(以外も含めて)のエエとこ探し、またいろいろ教えてください。

kuro&hanaさん、丁重なコメントをいただき、ありがとうございます。

伊賀のエエとこをブログでたくさん紹介されているので、いつも参考にさせていただいています。

今回の淀川遡航終点碑も、kuro&hanaさんのブログ記事に触発されたものです。

動画のほうは勉強中でブレが大きく、申し訳ないなという感じです。

今後もご教示よろしくお願いします。

以前「伊賀のたからもの100選」というのが選定されましたが、さらにエエとこを追加してアップデートしていきたいものですね。
https://kotobank.jp/word/%E4%BC%8A%E8%B3%80%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%82%E3%81%AE100%E9%81%B8-1979699

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