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2020年7月23日 (木)

黒澤明脚本の映画「荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻」(1952年)

 伊賀市荒木に生まれた江戸時代ナンバーワン剣士 荒木又右衛門に関する映画を探していたところ、森一生監督、黒澤明脚本の「荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻」という作品を見つけました。

 出演者の三船敏郎、志村喬、加藤大介、千秋実、左卜全が共通することもあり、2年後の「七人の侍」(1954年)への布石になった映画との評も見られます。

 長らくDVD化はされなかったらしく、黒澤明DVDコレクションのひとつとして2019年に発刊されたものを入手しました。

 冒頭に講談ばりの三十六人斬りの映像が流れます。私はこれこそ時代劇の醍醐味と思ったのですが、ナレーションでは、これは講釈師の腕であるが、現実の仇討ちのほうがはるかに迫力があるので、この映画では記録にできるだけ忠実にこの日の鍵屋の辻を描くとしています。

 黒澤明も、リアリズムを重視してのことか、本作の劇場公開用パンフレットに「藁人形の様な人間を三十六人も斬るより、ひとかどの人物を二人斬ったほうが立派である」と綴っていたようです。

 この映画を鑑賞してみた感想は、とりわけ最後の鍵屋の辻で待ち伏せしている荒木又右衛門以下4人の緊張感が切実に伝わってきて、リアリティそのもの。講談調の迫力とはまた別の真に迫った表現は素晴らしいものがあると感じました。

 本編が始まる前に、撮影が行われた1952年頃の伊賀上野の風景が映されていて、鍵屋の辻のところをボンネットバスや伊賀線の電車が走っていたのが興味深かったです。

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【映画の冒頭に登場した伊賀上野の風景↓】
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