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2020年5月 2日 (土)

映画「アポロ13」

 アポロ11号は人類初の月面着陸(1969年)で有名ですが、その2つ後の13号は危機管理の面で学ぶべきところが多い事例ということです。

13

 そのことは1995年のアメリカ映画「アポロ13」(トム・ハンクス主演)によく表現されています。久々にDVDで見てみました。

 アポロ13号が月への飛行中に、支援船の酸素タンクのひとつで小爆発が起こり、支援船の外壁の一部が吹き飛ばされ、支援船内部や他の機器にも損傷を及ぼすという緊急事態が発生する。そのために、月面着陸を断念し、ぎりぎりの酸素、電力、水で地球へ生還したというストーリーで、とても感動的な映画です。

 ボロボロになった宇宙船でどうやって飛行士を無事に地球へ戻すのか。NASAが総力を結集して飛行士との連携により対応した結果、奇跡的に帰還することができたという実話には、月面着陸に成功したアポロ11号以上に胸を打つものがあります。「輝かしい失敗」というのが印象的なフレーズ。ぜひお勧めしたい映画です。

 この事例には、1本のネジの外し忘れが大事故につながりうるので細部のチェックを疎かにしてはいけないとか、いろいろな教訓が含まれているのですが、かなり前の日経新聞リーガル映画館というコラムでスポットが当てられていたのは、危機に見舞われている本人は、その状況に気づきにくいという点。宇宙船に乗っている飛行士には正確にどういう事故が発生したのかわからない。ヒューストンの本部がデータを分析して状況を的確に把握できていたからこそ、月面着陸断念が決断され、飛行士を無事に地球へ導くことができたということです。

 このように、現場から少し離れたところで全体像を把握できる本部の存在が、他のケースでも重要な役割を果たすのだろうと思いました。重い教訓です。

 失敗事例データベースに詳しく出ていたので、参考に貼り付けておきます。

 アポロ13号の事例

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