JR伊賀上野駅舎
この駅舎は、明治30(1897)年に建築されたとても貴重なものです。雑誌サライ1995年6月号のトピックス「残してほしい鉄道文化 明治生まれの現役駅舎」という特集の中で、三重県最初の駅である柘植(つげ)駅とともに取り上げられました。こうした120年以上も美しく使用されている駅舎をぜひ後世まで維持してほしいものです。
駅舎に向かって右横には、屋根が銅板葺きの大層立派なトイレが設置されています。これは伊賀上野駅の近くでガソリンスタンドを経営する岡崎直次さんという方が平成19年(2007年)に寄贈されたもので、約4,000万円もかけた豪華なもの。屋根の上に取り付けられた東大寺大仏殿張りの鴟尾(しび)がきまっています。
伊賀上野から大阪の天王寺まで関西本線を利用して1時間30分(伊賀上野から加茂(京都府)まで35分程度、加茂から天王寺までは大和路快速で50分程度)ぐらいなので、大阪へ行くのに結構便利。鉄道は渋滞を心配することなく時間どおり着くのが大きなメリットだと思います。
【JR伊賀上野駅舎と関西本線ディーゼル車↓】
【JR伊賀上野駅の豪華なトイレ↓】
【雑誌サライ 1995年6月号の記事↓】
※上が柘植駅、真ん中が伊賀上野駅、下が加茂駅です。残念ながら加茂駅舎は取り壊されて、新しいものに代わっています。
【伊賀神戸(いがかんべ)行きの伊賀鉄道 忍者電車↓】
【2009年8月の写真↓】
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