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2019年1月 1日 (火)

2018年大晦日の日経新聞

 20181231日付けの日経新聞で、印象に残ったことが二つありました。

 

 ひとつは、1面の「春秋というコラム記事。太宰治の「貧の意地」(新釈諸国噺の中の一編)という小説における市井の人々の心意気と対比して、名前は出していないもののカルロス・ゴーン氏のような「富める者の意地きたなさ」を批判する内容となっており、共感いたしました。


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 私は、経営が危うくなった日産において、同氏がコストカットと新機軸の導入に当たりコミットメントcommitment(必達目標)を掲げて立て直したのは大変なことだと思い、自分の仕事でもコミットメントという用語を使ったりしていました。


こうした手法自体は否定できないことですが、私腹を肥やすのに専心するのは日本の文化の中では全く受け入れられないことかと思います。一番問題だったのは自らに都合の悪いことを隠そうとした点で、情報公開の時代にありえないことと感じています。

 


 もうひとつは、経営の視点「キリン変えたP&G流」で取り上げられたキリンビール山形マーケティング部長(P&Gから転身)の次のコメントです。


 「着任したとき、(横軸と縦軸で商品のブランドポジションを考察する)四象限マトリックスを使っていたことに驚いた。あんなやり方絶滅していたと思ったのに」


 ポジショニングというのは、マーケティングの教科書的に言えば、「顧客の頭の中に自社製品を特別の価値を有するものとして位置づけられるようにするための活動」であって、競合製品との差別化のために四象限の図で考えるのは有効と考えていたので、このコメントはショックです。


 時代は常に動いていることを認識するともに、P&Gのマーケティングを勉強してみたいと思いました。



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