変わった本の選び方
今日(2017.10.16)の朝日新聞「天声人語」で、変わった本の選び方が紹介されていました。
作家の川上未映子さんは、書店にある岩波文庫の棚の前に立って目をつぶり、手を伸ばして指先に触れた最初の本を必ず読み切る。それが「自分の知らない何かに出合う」「自分の意識からの束の間の自由を味わってみる」ことにつながるのだそうです。
このコラムを読んで、私が即座に思い出したのは、成毛眞氏の「本は10冊同時に読め!」という書籍。一度にジャンルの違う本を10冊ほど同時に読むのがいいという提案がなされています。そうすることで、より独創的なアイデアが生み出されるなどの効果があるとの論旨だったと思います。
何事でもそうですが、自らの業界の中のみで凝り固まって考えていてはなかなか変わったことを創造し得ないでしょうし、思いもつかないような工夫や改善も他の多くの業界から取り入れることが重要なのでしょう。
こうした視点をもって、10冊同時とはいかないまでも、選り好みせずに様々な本を読んでいくようにしたいものです。
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