全国高校駅伝（男子）で伊賀白鳳高校は3位と大健闘

　本日（2012年12月23日）開催された第63回全国高校男子駅伝で、三重県代表の三重県立 伊賀白鳳高校（一昨年までの上野工業高校）は、3位と素晴らしい成績を残してくれました。

 1区で西山雄介選手がトップ（区間賞）をとったのがすごかっただけでなく、その後もそれぞれの選手が力を出し切ってたすきをつなぎ、そしてアンカーの川戸拓海選手が最後のトラックで抜きつ抜かれつのデッドヒートを制して3位に。

一時7位まで後退した後もあきらめず、5区の廣瀬泰輔選手が区間賞、7区川戸拓海選手が区間2位の快走を見せ、強豪揃いの後半で3位まで抜き返したこの展開は、ドラマのストーリーよりも劇的だったと言えるでしょう。

近年の外国人や転校生を使ったチームのぶっちぎり優勝よりも遥かに価値ある3位と思いました。


※翌日（12月24日）の中日新聞に出ていた鈴木英敬 三重県知事の談話が、応援していた人の感動の思いをぴたり言い表していて、とてもよかったです。
【中日新聞の記事より】

鈴木英敬知事は談話を発表。「つなぎの駅伝を体現し、町野先生への恩返しにもつながった」と選手たちを祝福した。エース１区で区間賞の西山、５区で巻き返した広瀬、ゴール直前で三位争いの激戦を制した最終７区の川戸の各選手の活躍に触れ「私自身も大いに興奮し、言葉に尽くせぬ感動を受けた」とのコメントを出した。

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