失敗・教訓から学ぶ
10年ぐらい前から失敗学というものが注目されてきたと思いますが、今、日経新聞のやさしい経済学というコーナーで「組織学習理論」が取り上げられています。
これは、組織が失敗から正しく学べていれば、失敗の繰り返しは避けられたのではないかとの問題意識のもと、組織が失敗から教訓を得て、経験から学び、それを進化と成長に結びつけるプロセスの解明を試みる理論ということです。
社会におけるセイフティネットが十分でないために思い切った挑戦ができず、失敗したとしても、その後にあまり生かされい程度のものに終わっているような感じもしますが、経済の元気のなさの要因のひとつとして、失敗経験を十分活用できていないという側面があるのも否定できないでしょうから、賢者は歴史に学ぶという言葉もあるように、集積された経験を活用することにつながる こうした理論への期待は大きいものがあると思います。
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