伊賀・エンゼルの森
エンゼルと言えば、森永製菓・森永乳業のトレードマークですが、両社によって上野新都市(ゆめぽりす伊賀)の南にある里山に、伊賀・エンゼルの森が開設されています。ここでは、子どもを対象として自然体験や歴史・生活文化体験などが行われます。先日は福島県の小学生を招いて体験イベントが開催されたということです。
森永製菓は1999年の百周年を迎えるにあたり、ディズニーランドのようなリゾート地エンゼルキングダムを整備するという構想を発表し、岡山県や三重県などが誘致を争った結果、三重県のこの地に立地決定したという経緯があります。ここは、1,000haという広大な土地と大阪・名古屋の中間という立地優位性が評価されたものと思いました。
残念ながら、この構想はバブル崩壊という環境変化などにより中断となりましたが、今、冒頭に紹介したような形で、里山が活用されているのは嬉しいことです。こういう地道な取組みをぜひ継続してほしいですね。
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