象は鼻が長い
土曜日の日経新聞文化面に、外山滋比古さんが「日本語の散歩道」というコラムを連載されていて、先日『「は」は主語か』というテーマが取り上げられていました。
「象は鼻が長い」という文章には二つの主語があるのではないか、「は」があると主語と考えやすいが、この場合はどうなのかという話でした。
結局のところ、「象は」の「は」は主語を表す「は」ではなくて、主題を示す(つまり「象は」というのは「象というものについては」という意味)と解釈すれば、つじつまが合うというふうに落ち着いたようですが、こういうところからも日本語は難しくて、奥深いものだなというふうに感じます。
あまり文法的なことばかり気にしていると、話もできないし、文章も書けないようになりますけどね。
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