甘酒は夏のもの?
三重県伊賀地域(特に旧上野市)では、甘酒と言えば10月12日の芭蕉祭から、10月23日~25日の上野天神祭にかけて、こたつの中で甘酒のもとを熟成させ、それで甘酒を作るのが慣習になっていたので、寒い時期のものと当然のように思っていました。
(ここでいう甘酒は、炊いたごはんに米麹とお湯を加え保温してできる甘酒のもとを水に溶かし、沸かして飲むものです。)
ところが、発酵学者の小泉武夫氏が、江戸時代には甘酒は主に夏に飲まれていたと新聞に書かれていたのを読んで、びっくり。甘酒にはブドウ糖、ビタミン類、アミノ酸が含まれていて、夏の厳しい暑さに弱った体に活力に取り戻すのに、ぴったりの飲み物であったからということです。
俳句でも、甘酒は夏の季語だそうで、ちょっと作るのは大変ですが、夏に甘酒をつくって冷やして飲んでみたいなと思いますね。
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