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2017年5月 5日 (金)

座って接客するレジ担当者

 先日(2017.5.3)の日経新聞の私見卓見というコーナーで、スイス在住の中園直子さんという主婦の方が「レジ係は座って接客しよう」という提案をされていました。

 その要点は、無駄なストレスを取り除く視点で 職場や社会のあり方を徹底的に見直すべきとの考えのもと、まずはスーパーのレジ係は立つのをやめようということです。

 スイスでは どのスーパーでもレジ係は座っていて、日本でも座ることにすれば それで得た心身の余裕をにこやかな接客に向けられるはずと主張されています。

 

 私はレジ担当の方が立っているのに何の疑問もなく、自然なことと捉えていたのですが、よく考えてみると、窓口を担当する方で立ったまま応対するケースはむしろ少ないのではないかと気づきました。今まで当然と思っていたことも常に見直しをすることが必要なのでしょう。

 

 このご意見を読んで、私が思い出したのは「涙の数だけ大きくなれる!(木下 晴弘著)」という書籍で紹介されている「レジ打ちの女性」の物語です。既に聞かれた方も多いと思いますが、途中までのあらすじは、

 

「どんな職場に転職しても仕事が続かない女性が、レジ打ちの仕事を紹介され、しばらくは続けていたのだが、単純作業に嫌気がさし、また彼女の母親からの家へ帰ってきたらという誘いもあって、一旦はその仕事を辞めることを決断した。

 

ところが、そのとき、たまたま この女性は子どもの頃の日記を見つけ、ピアニストになりたかったという夢を思い出した。これをきっかけとして、ピアノのようにキーを見ないでレジを打つ練習を始め、マスターすることになった。そうすると、お客さんの様々な様子が見えるようになってきた。

 

そして、あるとき・・・。」

 

というようなものですが、全編は次のリンク先をご覧いただければと思います。

 

あるレジ打ち女性の話

 

 いまどきキーボードのようなレジなんてありませんし、現状において既にセルフレジの導入が相当進んでいる中で、今後さらにAIに代替されていく仕事かもしれません。

 しかし、個々のお客さんに応じたフェイス・トゥ・フェイスのきめ細かな応対は、AIによる代替が当面困難と思われるので、ここに人が仕事をする意義が残ると考えられます。

 

 このように、お客さんへの気遣いが大切という意味で、レジ打ちの女性がキー操作を熟達することでお客さんの様子をうかがえたように、座って接客することで余裕をもち自然に挨拶を交わせる関係をつくることは かなり重要なのだろうと感じました。

 

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