« 2016年9月 | トップページ | 2016年11月 »
明治34(1901)年創業の和菓子の老舗「欣栄堂」さんが、9月30日(土)に伊賀鉄道上野市駅のすぐ横に支店を開設されました。以前、上野産業会館と同じ区画に支店があったので、復活という感じでしょうか。
この支店のある建物は三角の屋根になっていて、向かって右横にあるマンサード(17世紀のフランスの建築家の名にちなむ腰折れ屋根)風の上野市駅舎とよくマッチしています。
上野市駅のすぐ横にできて、和菓子だけでなく忍者グッズなどの土産物も販売されているので、以前 上野市駅の中にあった売店の代わりの役割を果たしてもらえばいいなと思います。営業時間は、8時30分~17時30分ということです。
先日 行ったときは、忍者の携帯食「かたやき」をスナック風にした かたやき棒 忍(しのぶ)350円と伊賀名物でっちようかん650円を購入。かたやき棒はこれまでにない かたやきの形で、お手頃価格でもあるので、お土産によいのではないでしょうか。でっちようかんは水ようかん的で、あっさりしていて とても美味しいもの。こちらは歯が強くない方でも大丈夫です。
【欣栄堂 上野市駅前支店】
【同支店と伊賀鉄道 上野市駅舎】
【かたやき棒 忍(しのぶ)】
忍者の携帯食がアレンジされたとされる伊賀の「かたやき」。
【かたやき】
このお菓子で知られる鎌田製菓(伊賀市上野丸之内)さんへ、焼きたてのやわらかい「かたやき」を買いに寄りました。
「かたやき」は乾燥させて とても堅いせんべいになるのですが、中間工程までの焼きたてのものは やわらかくて香ばしくて完成品の「かたやき」とはまた異なる、とても美味しいものです。しかも、出来立てでないと固くなってしまうので、その場で(遅くても10分以内に)食べることに価値があります。値段も1枚30円と超お値打ち。伊賀市街地の散策に欠かせないおやつです。
この鎌田製菓さんも参加している「伊賀忍者道場修行・ちょい食べ歩き」というイベントが開催されていて、パンフレットをもらってきましたので、以下にアップさせていただきます。
開催期間は2016年9月3日(土)から12月28日(水)までの約4か月間で、時間は各日10:00~16:00。
10枚綴り1,000円のチケットを購入して、忍者修行や食べ歩きをするという趣向ですので、忍者体験や和菓子などの食べ歩きに興味のある方は、参加されてはいかがでしょう。
【「伊賀忍者道場修行・ちょい食べ歩き」パンフレット】
↓
映画「君の名は。」は、10月3日までの興行39日間で観客動員1,000万人、興行収入130億円突破という大ヒットになっています。
この映画に関して、今日(2016.10.8)の中日新聞三重版で、主人公がくみひもを丸台で組むシーンがあるのを受けて、伊賀市四十九町にある伊賀くみひもセンター 組匠(くみ)の里(平成29年4月1日から伊賀伝統伝承館 伊賀くみひも 組匠の里として場所も移転して再開しています)で くみひもの制作体験(料金:税込1,100円)をする人が急増していることが取り上げられていました。
【丸台とはこんなもの】
国指定の伝統工芸品である伊賀くみひもは、従来からの着物の帯締めだけでなく、ストラップ、ネクタイ、マフラーなど様々な用途の商品が生み出されていて、アートアクアリウムでも金魚の水槽の装飾に使われました。
この映画を見た方は、映画の中で恋心を抱く二人をくみひものブレスレットがつなぐというエピソードにちなんで、ブレスレットの自作体験をされているようですが、こうした新しい形で伝統工芸品が注目されるのは、とても嬉しいことです。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |